10/06/2015

Nexus 5にAndroid 6.0 Marshmallowのファクトリーイメージを焼いてみる(Ubuntuで)

Android 6.0 Marshmallowがリリースされましたが、OTAでアップデートされるのを待ってられず、勢い余ってファクトリーイメージを焼いてしまう。先日、不調だったNexus5のバッテリを自力で交換しちゃったし、もうメーカー保証なんてアテにしません。

普段使いのNexus5をやっちまうのはリスキーな気もするが、誘惑に勝てず。ファクトリーイメージの焼き方覚えれば、不具合あったらLollipopに戻せるさー(多分)。

ハマりポイントをメモっとく

ホストPCはUbuntu14.04 64bitです。JDKと、AndroidSDKは導入済み前提で、今回使うコマンド「adb」と「fastboot」はSDKのplatform-toolsに入っている。

USB経由でadbを使えるようにしておく必要がある。「/etc/udev/rules.d/50-android.rules」に以下を追記しておく

SUBSYSTEM=="usb",SYSFS{idVendor}=="18d1",MODE="0666"

1. 以下から、Nexus5用の6.0のファクトリーイメージをダウンロード。ホームとかに解凍しておく。一応、このページにやり方書いてあるので、ほぼそのままやる。


2. 端末をfastbootモードで起動する。方法は2つ
  ・ ホストPCから、「$ adb reboot bootloader」
  とやるか、
  ・ nexus5の場合、電源OFFの状態から、端末の音量キーUP,Down両方を押しながらパワーボタンで起動させる

3. 「$ fastboot oem unlock」コマンドで、アンロックするわけですが、ここで、ハマりポイント。< waiting for device >と出て、一向に進まず。どうやらLinux環境だと、rootじゃないとこれがうまく実行されないぽ。なので「sudo -i」とかでルートになって実行。

4. 次に、ファクトリーイメージを解凍して中に入っている「flash-all.sh」を実行するのだが、これの中身はfastbootコマンドの応酬なので、ルートのままで実行。この時、カレントディレクトリを移動するので、AndroidSDKにパスを一時的に通しておく。
「 # export PATH="$PATH:/home/hoge/android/android-sdk-linux/platform-tools"」としておいて、「# ./flash-all.sh」

6.  ひと通り終わったら、再びfastbootで起動させ、「$ fastboot oem lock」しておく

ちょっと雑なまとめですが、こんな感じで焼けました。起動に時間がかかったのでヒヤヒヤしたが、動いてます。なんだか、6.0になったからといって、ぱっと見、UIもなんにも変わってない感じ。若干、ペタッと感が増した気も。とりあえず、しばらく使ってみる。





今回はこんなところで。

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