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4/26/2016

Ubuntu上のVirtualBoxにMac OS X 10.11 El Capitanをインストールする実験

例によって、ライセンス的に問題あるっぽいので、ただの実験です。(笑)

以前、UbuntuのVirtualBox上にOS X 10.06 Snow Leopardをインストールしてみましたが、そのOS X環境で、App Storeから、El Capitanのアップグレードをダウンロードします。他にMac環境がある方はそちらでも。

ダウンロードできたら、ターミナルで以下を実行して、インストールディスクのISOファイルを作ります。

$ hdiutil attach “/Applications/Install OS X El Capitan.app/Contents/SharedSupport/InstallESD.dmg”-noverify -nobrowse -mountpoint /Volumes/esd
$ hdiutil create -o ElCapitanIMG.cdr -size 7316m -layout SPUD -fs HFS+J
$ hdiutil attach ElCapitanIMG.cdr.dmg -noverify -nobrowse -mountpoint /Volumes/iso
$ asr restore -source /Volumes/esd/BaseSystem.dmg -target /Volumes/iso -noprompt -noverify -erase
$ rm "/Volumes/OS X Base System/System/Installation/Packages"
$ cp -rp /Volumes/esd/Packages "/Volumes/OS X Base System/System/Installation"
$ cp -rp /Volumes/esd/BaseSystem.chunklist "/Volumes/OS X Base System/"
$ cp -rp /Volumes/esd/BaseSystem.dmg "/Volumes/OS X Base System/"
$ hdiutil detach /Volumes/esd
$ hdiutil detach "/Volumes/OS X Base System"
$ hdiutil convert ElCapitanIMG.cdr.dmg -format UDTO -o ElCapitanIMG.iso
$ mv ElCapitanIMG.iso.cdr ElCapitanIMG.iso

すると、ホームディレクトリにElCaptanIMG.isoが出来るので、どうにかしてUbuntuにコピーします。共有フォルダとか、なんだかうまく行かなかったので、寝る前だったし、一度クラウドストレージにアップロードして ホストで、ダウンロードという回りくどいことをしました。ネットワーク周りを、ちゃんと設定すれば、そんなことしなくても、さくっとコピーできるはず。

そして、Ubuntu側のVirutualBoxで、Mac OS X El Capitanの仮想マシンを作成します。

メモリは2GB以上にしないとインストーラで蹴られます。ビデオメモリも128MBで。CPU
は余裕あれば多めで。あとは、概ねデフォルトで大丈夫ぽ。ディスクは好きなだけ。そして、例によってこのままではインストールできないので、ターミナルから以下を実行します。下の"Mac OS X El Capitan"は作った仮想マシンの名前なので、置き換えます。

$ vboxmanage modifyvm "Mac OS X El Capitan" --cpuidset 00000001 000106e5 00100800 0098e3fd bfebfbff
$ vboxmanage setextradata "Mac OS X El Capitan" "VBoxInternal/Devices/efi/0/Config/DmiSystemProduct" "iMac11,3"
$ vboxmanage setextradata "Mac OS X El Capitan" "VBoxInternal/Devices/efi/0/Config/DmiSystemVersion" "1.0"
$ vboxmanage setextradata "Mac OS X El Capitan" "VBoxInternal/Devices/efi/0/Config/DmiBoardProduct" "Iloveapple"
$ vboxmanage setextradata "Mac OS X El Capitan" "VBoxInternal/Devices/smc/0/Config/DeviceKey" "ourhardworkbythesewordsguardedpleasedontsteal(c)AppleComputerInc"
$ vboxmanage setextradata "Mac OS X El Capitan" "VBoxInternal/Devices/smc/0/Config/GetKeyFromRealSMC" 1


仮想ディスクにElCapitanIMG.isoを指定して、仮想マシンを起動します。



カーネルログが、てゅるてゅる出てきます。




ちょっと待ちます。



ようこそ頂きましたー。



続けますとも。



ここで、ディスクユーティリティを起動して仮想ディスクをフォーマットしておきます。



 ハードディスク選択して続ける。



 ここで、また、待つこと数十分。この後、アカウント設定などを行います。



 やってきました。エルキャピたん。



どれどれ、最近のXcodeがどうなってるか、覗いてみる実験(笑)


ちょっと触ってて、気づいたことは、やっぱり動作がもっさり。ビデオメモリーが3MBと認識されてる。解像度は変更できない。EFIのGOPモードで固定されているみたい。一応以下で変更できるが、組み合わせが限られている。

$ vboxmanage setextradata "Mac OS X El Capitan" VBoxInternal2/EfiGopMode 5


このモード番号の指定で以下から選べる。

0 = 640x480
1 =  800x600
2 = 1024x768
3 = 1280x1024
4 = 1440x900
5 = 1920x1200

解像度カスタムとかやる方法があるのかも。調べて解ったら、また投稿します。

昔、ハッキントッシュとかって、うさんくさいファイルが横行してたことがありましたが、今は、そんなものに頼らなくても、純正ディスクとVirutualBoxと、ちょっとしたコマンド操作だけで、結構動きますねえ。 実用性は、あまり無いですが(笑)。

今日は、こんなところで。

参考URL:
http://techsviewer.com/how-to-install-mac-os-x-el-capitan-on-pc-on-virtualbox/ 

http://www.gimmickgeek.com/2015/11/20/virtalbox%E3%81%ABos-x-el-capitan%E3%82%92%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95/


4/17/2016

Ubuntu上のVirtualBoxにMac OS X 10.6 Snow Leopardを動かすテスト

まあ、ライセンス的に問題があるという噂もあるので、あくまでハッカーのお遊びということで。

まず、Mac OS X 10.6 Snow LeopardのリテールディスクをAmazonとかで買います。3000円くらいです。

余談ですが、確かこのバージョンがディスクで提供された最後のバージョンだったと思います。このバージョンからIntel CPUサポートオンリーになったと思います。私の私物Mac歴はPowerBookG4にOS X 10.5 Leopardで止まっているので、久々のMac。インストール出来なかったら勿体無いなと思いつつ。酔っ払って気づいたらポチってました(笑)

で、バーチャルマシンとしてはVMWareという選択肢もあり、ググると、なんだか、うさんくさいファイルをうさんくさいところからダウンロードして実行してVMWareにパッチ当てして無理やりMac対応させるとかいう方法もあるみたいです。

が、VirtualBoxはそんなことしなくても最初からMac OS Xの仮想マシンを作成できるようになってます。が、しかし、これ、MacでMac動かす前提のものっぽい。普通にやってもインストーラ起動せず、グレーの画面から進まず。仮想マシンの構成いじってもだめ。調べた結果、以下のことをすると進む。

1. さしあたり、osxという名前のMac OS Xの仮想マシンを作る。デフォルト構成でよさげ。(ディスク容量は増やしといたほうがいいかな)
2. VirtualBoxを一旦終了して、以下のコマンドを実行


$ VBoxManage modifyvm osx --cpus 1
$ VBoxManage modifyvm osx --vram 128
$ VBoxManage setextradata osx VBoxInternal2/EfiGopMode 5
$ VBoxManage setextradata osx "VBoxInternal2/SmcDeviceKey" "ourhardworkbythesewordsguardedpleasedontsteal(c)AppleComputerInc"


3. で再びVirualBoxを起動して、osxの仮想マシンを起動します。インストールディスクは物理ディスクを指定してもいいし、私は予めisoに吸いだして、イメージ指定で行きました。で、CUIでカーネル起動ログみたいのがずらずらと。


しかる後、インストーラが起動して、こうなります。







ちょっと微笑ましい光景(笑)





 ディスクユーティリティで仮想ディスクをフォーマットします。





 そしてインストール!




教授!、順調に進んでおります!




 よし。もろもろアカウント設定し、

















うーん。Macだ。なんだか懐かしい。

が、色々触っていると、問題もある。解像度が合わない。再起動が上手く行かない等。実用的かどうかは微妙かも。ちょいちょい検証しつつ、新しめのOS Xのインストールにも挑戦しようかな。


参考URL:https://www.leaseweb.com/labs/2015/08/run-osx-vm-virtualbox/