Windows8由来のタイルスタイルのUIやストアアプリはもう迷走気味な気がしますが、ゲームコンソールやフォン、タブレットを統合したユニバーサルアプリという方向に向かっているようですね。OneDriveが使うときに使うものだけダウンロードではなく、完全同期する仕様に戻ってしまったのは、微妙。使い勝手はこのほうがいいんですが、SSDが32GBとかの容量の小さいローエンドのAtomタブレットやスティックPCでは結構厳しいのではと思いつつ。
さて、本題。Visual Studio 2015が、正式リリースされていたので、ちょっと試しながら、気になった点を書こうかと。
まず、サードパーティーの開発ツールとの統合が目立ちます。UnityやXamarin、Cocos2dがテンプレートとして用意され、必要なものがインストールされていなければ、自動的にダウンロード&インストールされて便利な感じ。Xamarinとの親和性が増し、Visual StudioでiOSやAndroidのアプリがC#で作成できるのは、なんとも違和感があります。以前からXamarinを使っている人には朗報かもしれませんが、個人的には、流行るのか疑問。
このところワンソースでいろんなプラットフォームに対応できる潮流がありますが、Webアプリに近いカジュアルな物ならいい気がしますが、端末固有のハードウェアをフル活用するようなものや、端末毎のUIデザインの考え方の違い、パフォーマンスがシビアなアプリで、いったいどこまで有用なのかなー。
で、Androidプロジェクトをちょっとやってみたところ、まず、エラーが出た。Android SDKのパスを指定する必要がありました。私はAndroid Studioもインストールしてあったので、その時に自動的にインストールされるAndroid SDKのパスを指定してOKでした。
Android SDKマネージャーや、エミュレーターマネージャー、LogCat、DDMSは統合され、ツールバーのボタンから起動できるようになってました。
で、ブランクアプリをビルドしてみたが、エミュレーターを立ち上げるのにメモリが2Gもいるとか言われて、今のPCでは厳しかった。実機のNexus5繋げたが、どうもVisualStudioから認識されていないみたい。DDMSでは認識するんだが、Runのところで選択できず。ちょっと設定が必要なのかも。
続いて、iOS、やっぱりというか、Xamarinのテクノロジーを使っているわけで、ビルドには、結局ビルドサーバーとしてMacが必要なようです。うーん。まあ、予想はしていましたが、やっぱそうだよね。
今回はこんなところで。
0 件のコメント:
コメントを投稿