11/03/2015

Asus x205taでUbuntu14.04LTSを使う タッチパッド対策

5月くらいから、Asus x205taにUbuntu14.04をインストールして使っておりましたが、(LinuxMintはやめた)タッチパッドが、スクロールできなかったり、タップ無効にできなかったりで、不便でしたが治りました。

LinuxMint等、Ubuntu派生ディストリはこの方法で行けると思われます。

といっても、カーネルが対応したというだけのこと。ただのマウスっぽく認識していたところ、カーネル4.3以上でタッチパッドとして認識するようになりました。

4.3以上で対応するということは、前情報で知っていたので、kernel ppaにて、 まだか、まだかと、こまめにチェックしてカーネル取っ替え引っ替えしていたところ、4.3の安定版が提供され始めたのでインストール

http://kernel.ubuntu.com/~kernel-ppa/mainline/v4.3-wily/

↑から、

linux-headers-4.3.0-040300-generic_4.3.0-040300.201511020949_amd64.deb
linux-headers-4.3.0-040300_4.3.0-040300.201511020949_all.deb
linux-image-4.3.0-040300-generic_4.3.0-040300.201511020949_amd64.deb

をもらってきて、$sudo dpkg -i linux*

だけで、タッチパッドがまともになりました。カーネルモジュールや、X11関連の設定ファイルは特にイジらなくてもよさげ。これで、2本指スクロール。タップ無効ができて快適になりました。



が、しばらく使っていて、よくフリーズする。経験即で、カーネル4.2以上だとx205taは固まる頻度が高い感じがする。acpiとi2cのなんかっぽい情報は、web上で、ちらほら見かけますが、このカーネルバージョン(あるいはビルドオプション)でも、今一つのよう。現時点で、安定性を重視するならタッチパッド諦めて、4.1系を使っていたほうが無難かも。

あと、サウンドとblue toothは依然、認識せず。パーフェクトになるには、まだまだカーネル開発が進むのを待つ必要がありそうです。カーネルソースを自力でイジればいいんでしょうが、ヘタレなので今の所、待ちのスタンスで(笑)

今日は以上です。


4 件のコメント:

  1. 同じくX205TAでUbuntu派生ディストリ(LubuntuやXubuntu)を使っている者です、
    カーネル4.3以上でタッチパッドの認識が正常になるとは初めて知りました、
    ただ今のカーネル4.2でもフリーズが頻発しているんですよね、こうなるとシングルユーザーモードも起動しなくなるので結構イライラします、4.1にダウングレードするのがいいんでしょうか悩むところです。

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  2. Tsrコメントありがとうございます。

    私の環境でも、4.2でかなりの頻度でフリーズします。ガチャガチャやってると2時間に一回くらいはフリーズするので、運用に支障が出るレベル。最近は、根性で4.3使い続けてますが、クリティカルな状況でフリーズすると、タッチパッド諦めて4.1に戻したくなります(笑)
    4.1だと、かなりフリーズは軽減されます。ので4.2で追加された機能か、ビルドオプションか。原因は特定できてないですが、今のとこ切り分けするパワー無しです(笑)

    あとは、4.1に4.3のタッチパッド周りのソースをパッチ当てして使うという手間をかければ安定した運用ができるかもしれませんね。
    4.4のrc3あたりでもフリーズするので、この先、治るか分かりませんが、私はしばらく静観していようかと(笑)

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  3. いまのところ、カーネルを4.1にダウングレードした Lubuntu 15.10で安定稼働するようになりました。内蔵タッチパッドの対応がどのパッチで行われたのかわかればビルドして使うのか理論的には可能な気もしますが、カーネルのビルドをしたことがないので難しいかもしれません。

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  4. Tsrさん

    4.1で安定稼働されたということで、よかったです。フィードバックありがとうございました。
    私も最新カーネルを積極的に試して行きたいと思いますので、進展がありましたらブログに投稿したいと思います。

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