7/17/2015

aptコマンド小ネタ

LinuxでUbuntuやLinuxMint、Debian等のaptがパッケージマネージャのディストリビューションで便利なネタのメモ

apt-get update

で、システムに登録されているパッケージ情報を更新し、

apt-get install software-name

とすると、ソフトウェアパッケージをネットからダウンロードしてきてインストールできるわけですが、一字一句違わず正確なパッケージ名が分からないとインストールできないわけです。

そこで、便利なのが、apt-cacheというコマンド

apt-cache search keyword

とすると、その文字列を含むパッケージ名を検索できます。また、何かコードを書いて、ビルドしようとしたり、サンプルソースコードをビルドしようとしてヘッダーやライブラリが無くてエラーということはよくある話です。そんな時は、apt-fileが便利です。

apt-file update
apt-file search "file-name"

とやると、そのファイルが含まれるパッケージが検索できます。


あと、ディスク容量を節約するのに以下が役に立ちます。

apt-get clean

とすると、過去にインストールするためにダウンロードされたパッケージのキャッシュをクリアできます。一度インストールしてしまえば、再インストールするとき意外、不要なので、積極的にクリアしても問題ないです。再インストールするときは、キャッシュが無ければ再ダウンロードされるだけで、同じパッケージを何回もインストールし直すこと自体あまり無いことなので、このキャッシュが活躍することはあまり無いと思われます。

それから

apt-get auto-remove

とやると、使われていないパッケージを一括削除できます。aptパッケージマネージャでは、一つのアプリケーションをインストールする際、そのアプリケーションを動作させるのに必要な依存パッケージを芋づる式にインストールしてくれて便利なのですが、パッケージを削除したり更新したりしていると、そうした芋づるインストールされたパッケージが、実は今はもう使っていないということがよくあります。ですが、自動的にインストールされたものは何に使われているのか判断が難しいという問題があり、このコマンドがそのあたりをうまいことやってくれます。



今回はこのへんで。


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